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KCN京都通信

2005/01/18(火) 訂正:宇治・城陽のお正月風景

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします
京都支店(宇治市)での初年末年始を迎え、新年の挨拶にまわるとだされる
京都ならではの特徴あるお正月風物詩(おもてなし菓子)を今回はご紹介します。

まずは、「はなびら餅」といわれるお正月の縁起物のお菓子について。。
この花びら餅、京都の宮中や神社で600年以上もの間、正月のおせち料理の
一品として作られ続けていた「菱はなびら」に由来した由緒ある和菓子なんです。
白餅を平たくのばしたものの間に紅白の紅いろに染めたお餅とこしあんを挟んで
間に煮ゴボウを一本挟んで二つおり(半月)状にした、可愛いらしいお菓子です。
由来となった「菱はなびら」とは、平安時代の新年の「歯固めの儀式=歯とは[齢]の事で
長寿を願い正月の三が日に猪、大根、押鮎などを食べる儀式」を簡略化したもので、
ゴボウは押鮎を表わし、餅と味噌餡は雑煮の意味が込められているんだそうです。
宮中ではまず葩(はなびら)という薄い丸い餅を広げ、その上に紅の菱餅をのせて、
正月の魚として珍重されていた押し鮎を見立てたごぼうをのせみそを付けて渡されました。
その場で自由に折りたたんで食べるも、持ち帰ってもよかったそうです。
この宮中でのお正月料理が、庶民間にお正月のお菓子として広まっていったのは、
明治時代に、茶道の裏千家(十一世玄々斎)が初釜の一品として使うことを許されて後、
正月向けの縁起菓子として形を変えていき、「花びら餅」として愛される様になったのです。
ほんのりと春色に、すかしみえる餅の紅色も、「味噌餡を紅く染めたもの」「ニンジンの蜜漬け」
と各店により色の出し方はさまざま・・・。鮎に見立てたゴボウも1本 〜2本と各店それぞれ
特徴がこらされています。いろんなお店の、「花びら餅」を食べ比べるのも楽しいですよ。
京都市内では、お正月になれば和菓子店の店先には必ずといって良いほど並んでいる
季節菓子ですが、奈良・橿原の方は近鉄百貨店のデパ地下の和菓子店舗コーナーでも
期間限定で販売していました。 一度京都のおすすめお正月名物菓子をご賞味下さいね。。

花びら餅 花びら餅.jpg 大福茶(王福茶) コブ茶.jpg

宇治・城陽の和菓子店
三隆屋 城陽市枇杷庄島の宮34−87 0774-52-0955
きねや 城陽市寺田水度坂88−90 0774-53-6611
株式会社 宇治駿河屋 京都府宇治市宇治蓮華41 0774-22-2038

またお正月、菓子と共にだされるのが大福茶(おおふくちゃ)とも呼ばれる梅昆布茶です。
お正月の縁起物のお茶のことで、王服茶、皇服茶(おうふくちゃ)とも、呼ばれています。
一説によると、951年(平安時代)疾病が都では大流行し、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)の
空也上人(くうやじょうにん 903〜972)が悪疫退散の祈祷を行いました。
しかし、祈祷ではこれといった効果を得ることができず、疾病は、ますます広がっていきましたが、
空也上人が街頭で祈祷するとともに、薬用として梅干を添えたお茶を人々に振る舞うと、
次第に疾病は小康状態に向かっていったとの事です。
これにあやかり、村上天皇が毎年お正月の元旦にお茶を飲むようになったことから、
「皇服茶」や「王服茶」と呼ばれることとなりました。
その後、これは「大服茶」とも呼ばれるようになり、お茶をあまり飲まなかった庶民の間でも
広まっていき、お正月だけはとっておきのお茶ですがすがしい春を迎えて、
旧年中の邪気を払い、新年を祝福する慣わしとなったそうです。

京都は奈良と同じく歴史絵巻に彩られた都の地。四季折々の雅な行事・風物詩が
このほかにも一杯です。
これからも少しづつ支店だよりにて紹介していきたいと思います。お楽しみに♪

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<お詫び>
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深くお詫びし、訂正し新たに内容掲載をさせて頂きます。申し訳ございませんでした。