放送番組審議会
2023年度 放送番組審議会 議事録
開催日時
2023年10月13日(金) 10:00~12:30
開催場所
京都府相楽郡精華町光台1-7 けいはんなプラザ交流棟5F 中会議室『ボルガA』
出席者
委員の出席:委員総数 7 名 / 出席委員数 6 名
委 員
会 長:渡辺好章
副会長:大崎康弘
委 員:渡辺紀子、中川憲一、横山徹子、森本健次(順不同、敬称略)
KCN京都
今里英之(代表取締役社長)、山崎理(常務取締役総務部長)、堀井裕高(経営企画部長)、中島修(経営企画部次長)、加瀬由香利(経営企画部課長)
報告
協議事項
①自主放送番組について
KCN京都自主制作番組である下記の作品についてご意見を伺った。
作品:お見事!やましろ #25(2023年9月放送)
【番組概要】
「お見事!やましろ」
地域住民にもあまり知られていない地元の技術力、産業、技を、[人・まち・技]として、産地発のより深く情報発信をする番組。
[#25 9月放送内容]
入院医療や外来医療に次ぐ第 3 の医療とも呼ばれる在宅医療。
自宅や高齢者施設などを医師や看護師が訪問し診察をする在宅医療を久御山町にて展開する在宅医療チーム MirroR の仕事ぶりを追う。
2年前に紹介した民間救急車コネクトハーツ。コロナ禍を経て認知度、需要の変化と新たな事案を交え民間救急車の最前線を取材。
進行:笑福亭銀瓶
委員からのご意見
〈内容について〉
- 番組視聴により地域内に在宅医療や民間救急が行われている事を知った。このような取り組みを紹介する番組を放送している事自体をもっと広報して欲しい。みんなに見て知ってもらいたいと思う、良い番組であった。
- 知り合いの若い看護師も訪問介護を始めようとしている。今回の番組を多くの方に視聴してもらう事で同様の想いを持つ若い人が行動に移せる原動力になり、地域活性化につながるパワーになると思うので同様な番組は今後も制作し続けて欲しい。
- このような番組を、たくさん制作をして広く様々な人に視聴してもらって欲しい。
- 家族(小さな核)を地域(大きな核)全体でサポートする流れが出来つつあることを番組視聴し感じた。良い流れだと思う。
- 地元の人に地元の情報を届けるのがケーブルテレビの役割だと認識しているが、制作した番組を見てもらいたいと思っている人が番組を見られる環境ではない場合もあるのではないかと考えるとケーブルテレビの番組制作は難しいものなのではと感じた。
- 番組を視聴した方が、ストレッチャーでの外出も依頼できるという気づきになるきっかけになり、又、事業者もこのような需要がある事を知り、受け入れ対応が可能になるようになれば地域経済も動いていくのではと感じた。
- 地域住民にとっては地域内に在宅医療チームの存在や民間救急がある事を情報提供してくれるのは大変嬉しいし、ケーブルテレビは情報提供をする大切な役割を担っていると感じた。
- 民間救急や在宅医療という言葉自体は聞いてはいたが詳しく知らなかった為、今回番組で具体的に紹介してもらえて知ることが出来たのは良かった。
- 番組制作の仕方が、民間救急や在宅医療内容の紹介ではなく、携わる人の想いにフォーカスしている内容になっていた為、視聴をして「心が震える」様な思いがして感動した。
- 対応している人の優しさ、女性起業家の志の高さや意思の強さも感じた。
- ビジネスは継続しないと意味がない、儲からないとモチベーションも上がらないので頑張って欲しいと思った。
- 素晴らしい取り込みをされている2名を紹介している内容であったが、それだけではかしこまった番組になりがちだが、銀瓶さんが番組進行をしている事で番組自体も柔らかくなっていた。上手い構成だと感じた。
- 在宅医療や民間救急など、なかなかフォーカスされない業務ではあるが、今回の様に番組として取り上げた事により、業務に携わる当事者は、今後の仕事にもさらなるやりがいを持てるきっかけになったのでは無いか?そのことを考慮してもとても良い番組だったと思う。
- 介護や終末期などの話題は、番組として暗くなりそうな話題ではあるが、高齢化社会だからこそ誰もが身近に感じ視聴者は気になっているテーマなので今後もこの様なテーマで番組制作をして欲しい。
- 番組で取り上げたネタを、その後がどの様な展開になったのか?追いかけるような取材もして欲しい。そのような番組も是非、観てみたい。
〈番組全体について〉
- フォーカスして欲しいテーマとしては「空き家問題」も取り上げて欲しい。地域を活性化する上で空き家を生かす方法や実例など紹介し取り上げる事で視聴者の気付きになると思うのでそのような番組制作も検討して欲しい。
委員からのご意見を受けて KCN京都の回答
- このような番組を、たくさん制作をして広く様々な人に視聴してもらって欲しい。
→ ケーブルテレビの使命は「情報の地産・地消」だと認識している。地元の事を地元の人に伝える事が大切だと思っているが今回の番組ついてはアワードに出展してもよいのではと考えていた。作品の出来の良さを観てもらいたい訳ではなく、全国にこのような取り組みをする人(事業者)がある事を認識してもらえるきっかけになるのでは?と思っている。 - 番組で取り上げたネタを、その後どの様な展開になったのか?追いかけるような取材もして欲しい。
→ 今回、視聴いただいたコネクトハーツさんがまさに後追い取材をした番組である。相楽中部消防組合消防本部から民間救急車第1号の認定を受けたコネクトハーツを取材して2021年9月に放送をした。今後もテーマによっては、後追い取材を実施したい。
報告事項
- 2023年度自主制作番組内容について
- KCN京都開局30周年記念について
- KCN京都ファミリーチャンネル2の放送について
過去の放送番組審議会
2023年度(令和5年度) 放送番組審議会 議事録 2023年10月13日(PDF)
2022年度(令和4年度)放送番組審議会 議事録 2022年10月17日(PDF)
2021年度(令和3年度)放送番組審議会 議事録 2021年10月7日(PDF)
2020年度(令和2年度) 放送番組審議会 議事録 2020年10月8日(PDF)
2019年度(令和元年度) 放送番組審議会 議事録 2019年5月13日(PDF)
2018年度(平成30年度) 放送番組審議会 議事録 2018年5月10日(PDF)
2017年度(平成29年度) 放送番組審議会 議事録 2017年5月19日(PDF)