KCN京都通信

「宇治市名木百選」シリーズ 第10弾

昭和54年、宇治市にて緑化事業の一環として「名木百選委員会」が設立されました。現在、102本選定されている名木の中から、今回は宇治市五ヶ庄の黄檗山萬福寺にある「もうそうちく」と「まつの群生」と「きんもくせい」を紹介します。


「もうそうちく」
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総門を入った参道すぐ北側の白い塀に囲まれた場所で栽培されています。このもうそうちくは萬福寺を開創した隠元禅師が中国から持ってきたものだそうです。昭和56年3月1日、宇治市名木百選に認定されました。

「まつの群生」
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大宝殿前庭の参道に沿って栽培されているこのまつの群生は昭和56年3月1日、宇治市名木百選に認定されました。縦横に整然と並ぶ参道にまつが植えられていて、心が静まる風景です。

「きんもくせい」
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昭和58年3月1日、宇治市名木百選に認定されたこのきんもくせいは推定樹齢200年。本堂の左右に対で栽培されています。


黄檗山萬福寺の広々とした敷地にはこの他にも多くの大切に手入れされている木々があります。また、建造物は創建当初のまま伝わっており、主要建物23棟、回廊、額、聯などは国の重要文化財に指定されています。
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黄檗山萬福寺
所在地:宇治市宇治五ケ庄三番割34