KCN京都通信

城陽を歩こうシリーズ 第3弾

城陽を歩こうシリーズ 第3弾。今回、ご紹介するのは尼塚6号墳と史跡正道官衙遺跡です。

尼塚6号墳
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ここは尼塚古墳群と言われている1~7号墳のうちの1つです。1~5号墳は現在は住宅地となっています。この尼塚6号墳は直径15m、高さ2.5mの円墳で公園緑地として保存されています。出土品としては石釧が見つかっています。

周りには公園がありました。
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<尼塚6号墳>
所在地:城陽市寺田大谷(地図はこちら)


史跡正道官衙遺跡
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ここは1965年の発見当時は古代寺院があったとされ、「正道廃寺跡」と名付けられましたが、1793年に始まった大規模な発掘調査で、奈良時代の郡衙(郡の役所)の建物群跡が確認され、名称も「正道遺跡」と改められました。
この遺跡は5世紀の小規模な古墳と6世紀後半から7世紀にかけての集合遺構、7世紀以降の官衙遺跡などが重なり合う複合遺跡で、現在は官衙建物群のうち、ほぼ同時期のものと推定される建物群がイメージ復元され、まちづくりを生かした整備がされています。
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<史跡正道官衙遺跡>
所在地:城陽市寺田正道(地図はこちら)


今回で「城陽を歩こうシリーズ」は一旦終了しますが、城陽市にはご紹介できていない古墳や史跡がたくさんあります。ぜひ歩いて見て回ってみて下さいね。