KCN京都通信

「精華くるりんバス」の旅 第9回

田植えを終えたばかり、整然と並ぶ稲の緑が美しい頃。
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今回も“「精華くるりんバス」の旅”に出掛けてきました。
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下車したのは、北ルートの「僧坊」(そうぼう)。
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今回は停留所西側エリアを、『まちブラ』してきました。

「精華町」と聞くと関西文化学術研究都市の中心地として
近代的な建物が立ち並ぶエリアをイメージされる方も多いと思いますが
今回下車した僧坊停留所付近には、古い佇まいを残した家や蔵が数多く残っています。
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特に、鞍岡神社の参道に建つお宅は、大きなお宅が軒を連ねています。
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かわいいお多福さんの鏝絵が施された蔵がありました。
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ふくよかでやさしく微笑んだ表情が、いかにも福を呼び込んで来そうです。
こちらの土蔵は衣装蔵で、300年ほど前に建てられたものだそうです。
一番気になる「どうしてお多福さんなのか?は、聞いていないのよ」との事。
(私は、『衣装=服=福?』と一人想いを巡らせていますが・・・)
「蔵の中には昔からの桐のたんすや、行事の時に使われる食器類なども残っていますよ」
と、奥さんがお話をしてくださいました。

周辺を散策すると・・・
ほかにも“花”や“鳥”など、おもしろい飾りも見つけられましたが
確認がとれず、今回の掲載には間に合いませんでした。残念です。

ぶらりと歩いてでないと決して見つけることが出来なかった今回の発見。
私が見つけきれなかった発見も、まだまだたくさん潜んでいそうな気配がする町でした。
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今回ご紹介をした地域は観光地でなく、個人の方がお住まいをされている静かな住宅地です。
散策をされる際は、マナーを守ってご迷惑の掛からないようご配慮をくださいますよう
お願いを申し上げます。

熱中症対策と日焼け止めもお忘れなく。

■精華くるりんバスのホームページ