「鵜飼いに恋した夏」

こんにちは、あっこです。
今回は宇治市を舞台としたNHKドラマ「鵜飼いに恋した夏」の撮影現場に行ってきました。

このドラマは宇治市の歴史や文化、美しい景観などを織り交ぜながら、
若者たちの成長を描く人間ドラマで、９月初旬より宇治市の各所で撮影が行われています。



写真提供：NHK京都放送局


NHK京都放送局「鵜飼いに恋した夏」HP　http://www.nhk.or.jp/kyoto/ukai/index.html

９月２２日、宇治川で鵜飼いシーンの撮影があり、私もエキストラとして参加してきました。
今回はその様子をご紹介します。


鵜飼いの撮影は夜からですが、明るいうちから念入りな準備が進められます。
カメラだけでも何種類かあり、シーンによって使いわけられます。

こちらは、下にレールが敷いてあり鵜飼いの舟の動きにあわせた撮影ができます。

鵜飼いのシーンはこのドラマの中で重要なシーンという事で
NHKのアナウンサーさんもインタビューに来られてました。


夕方になりエキストラに応募した方々が集まってきました。まずは説明を聞きます。
　

そして、リハーサル。
エキストラは鵜飼いを観に来たお客さんという設定で
遊覧船に乗り込みます。遊覧船を撮影ポイントに合せます。
　
３隻の遊覧船を思い通りの場所に操るのは至難の業で、船頭さんの力の見せ所です。

段取りを聞き、リハーサルをくり返している間に、気がつけば辺りは真っ暗に。
真っ暗な中で橋と行燈のライトアップで照らされた宇治川は幻想的な雰囲気でした。

さぁいよいよ！ここからが本番です！！

観光客が鵜飼いを観ているというシーンを、角度を変えカメラを変え何度も何度も撮ります。
「カメラに映っているのかな？」と思いながらも、ドキドキ緊張します。
「初めて鵜飼いを観た新鮮なリアクションでお願いしま～す！」とスタッフさんに言われ、
エキストラは思い思いのリアクションをします。


ヒロイン役の忽那汐里さんは女性鵜匠という役柄でしたが、
鵜を綱でたぐり寄せ、舟に引き上げて飲み込んだ魚をはき出させるという
見ているだけでも難しそうな鵜飼いの作業を
見事な綱さばきでこなしていく…さすが、女優さん！

集まったエキストラの皆さんは忽那さんの鵜飼いを観て、
演技ではなく素で「お～！」と拍手をして盛り上がりました。
こちらは本物の女性鵜匠澤木万理子さんです。澤木さんは圧巻の演技でした！


途中でカメラのセッティングがあるので、エキストラはその間も舟の中で待機です。

日が暮れて寒い中の待ち時間はつらいということで、
カイロとダウンが支給されました。
９月にカイロを使うなんて人生で初めてです！

待ち時間は長かったですが、その間エキストラ同士で話も弾み、楽しい思い出となりました。

宇治市の魅力がいっぱい詰まったドラマですので、皆さま是非ご覧下さい。

【詳細】
放送日時：平成２６年１１月１２日(水)　午後１０時～１０時５９分
放送チャンネル：NHK BSプレミアム
出演：伊藤淳史さん　忽那汐里さん　風吹ジュンさん　平田満さん他