投稿日:2015年01月01日
「精華くるりんバス」の旅 第11回
新年おめでとうございます。
本年も「精華くるりんバス」で、あちこちに出掛け
皆様にいろいろな情報をお届けしたいと思います。
今回、下車したのは「けいはんなプラザ」。
バス停名にもなっている「けいはんなプラザ」は
学研都市の象徴的な建築として紹介されることも多く
“「精華くるりんバス」の旅”でも何度か掲載させていただいています。
施設内には、大きなホールやホテルもあり、行かれた事のある方もおられるのではないでしょうか?
実はこちらのアトリウムロビーにて、毎週水曜日の12時15分よりクラシックを中心とした
「プチ・コンサート」が開催されています。
けいはんな学研都市の文化振興、地域貢献そして若手音楽家の育成を・・・
と平成10年11月の初演から今年でなんと17年目。
すでに740回を超えるコンサートを実施してこられ
その功績に対し、平成15年度に京都府より「新世紀かがやき交流賞」を受賞されています。
若手音楽家の方は、なかなか個人で発表の場を持つことが難しいそうで
プチ・コンサートへの出演応募もひっきりなしなんだそうです。
「しかも、お客様には無料でお楽しみをいただいています。」との事。
私が取材をさせていただいた日 (2014年12月3日)は
「Vocal duoとPianoによるWinter concert」と題して
ソプラノの津田 祐理子さん、メゾソプラノの片山 千聖さん、ピアノの角田 奈央さんが
アンブロワーズのオペラ「ミニョン」より“君よ知るや南の国”を含む8曲を披露されました。
11時すぎ、リハーサルが始まります。
立ち位置が50cmほどズレるだけでも、声の響き方が全く違ってくる様で
歌いながらも、右へ左へとベストなポジションを探し続けています。
今回、声楽の方は2名出演されるので、お互いに声の響き方をチェックされていました。
リハーサル時、みなさんカジュアルな服装なのですが
何故か?声楽のお2人は、靴だけ本番仕様・・・
会場や曲目によっても感じが違うそうで
「安定感や力の入り具合も確認したいので、リハーサルでも靴は必ず本番用ですよ。」との事。
なるほど・・・・。
こういう細かな配慮をされているのですね。
正午頃になると、続々とお客様がお見えになります。
前日から急に気温が下がり、お天気ながらも冷たい風が吹く日でしたが
会場内は50名ほどのお客様がお越しになられていました。
司会の波戸岡さんもピアニストなのだとか。
奈良市から来られたという女性の方は「だいたい毎回来ています。
クラシックコンサートは高価なイメージがあるが、無料なのも魅力のひとつ」と
すっかりプチ・コンサートファンのご様子。
吹き抜けのアトリウムロビーでのコンサートは、会場内に音が響き渡ります。
お客様との距離の近さも、このコンサートの魅力のひとつ。
曲が終わるたび、大きな拍手が送られていました。
素敵な会場と温かなお客様に、3人も笑顔です。
ラストに、NHK東日本大震災プロジェクトのテーマソング『花は咲く』を
披露された際は、涙ぐんでおられるお客様もいらっしゃいました。
「秋に来て以来すっかり魅了され、以降欠かさず来ています」とお話してくださった女性と
「今回、2度目」の息子さんは、木津川市相楽から免許取りたての息子さんの運転で来られたのだとか。
「僕も合唱をやっていましたが、音楽家の卵さんとは思えないほどレベルが高くビックリしています」と息子さん。
お客さんも出演者さんも、みんなが笑顔になる心温まるコンサートでした。
けいはんなプラザ アトリウムロビーで開催されるプチ・コンサートは、
年に数回「プチコンスペシャル」として京都市交響楽団などプロの方をお招きしたり
「出張プチ・コンサート」として年5回、精華町・木津川市・京田辺市内の各会場で開催をされています。
水曜日の午後、優雅でくつろいだ時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
事前申し込み等も不要ですので、是非一度足を運んでみてください。
ちなみにプチ・コンサート開催日は、駐車場も1時間無料ですよ。
どうぞ本年もKCN京都とKCN京都通信をよろしくお願いいたします。
KCN京都通信担当の2人からも新年のご挨拶を申し上げます。
(イラストはイメージです。)
■けいはんなプラザ プチ・コンサート
■けいはんなプラザへのアクセス
■精華くるりんバスのホームページ
本年も「精華くるりんバス」で、あちこちに出掛け
皆様にいろいろな情報をお届けしたいと思います。
今回、下車したのは「けいはんなプラザ」。
バス停名にもなっている「けいはんなプラザ」は
学研都市の象徴的な建築として紹介されることも多く
“「精華くるりんバス」の旅”でも何度か掲載させていただいています。
施設内には、大きなホールやホテルもあり、行かれた事のある方もおられるのではないでしょうか?
実はこちらのアトリウムロビーにて、毎週水曜日の12時15分よりクラシックを中心とした
「プチ・コンサート」が開催されています。
けいはんな学研都市の文化振興、地域貢献そして若手音楽家の育成を・・・
と平成10年11月の初演から今年でなんと17年目。
すでに740回を超えるコンサートを実施してこられ
その功績に対し、平成15年度に京都府より「新世紀かがやき交流賞」を受賞されています。
若手音楽家の方は、なかなか個人で発表の場を持つことが難しいそうで
プチ・コンサートへの出演応募もひっきりなしなんだそうです。
「しかも、お客様には無料でお楽しみをいただいています。」との事。
私が取材をさせていただいた日 (2014年12月3日)は
「Vocal duoとPianoによるWinter concert」と題して
ソプラノの津田 祐理子さん、メゾソプラノの片山 千聖さん、ピアノの角田 奈央さんが
アンブロワーズのオペラ「ミニョン」より“君よ知るや南の国”を含む8曲を披露されました。
11時すぎ、リハーサルが始まります。
立ち位置が50cmほどズレるだけでも、声の響き方が全く違ってくる様で
歌いながらも、右へ左へとベストなポジションを探し続けています。
今回、声楽の方は2名出演されるので、お互いに声の響き方をチェックされていました。
リハーサル時、みなさんカジュアルな服装なのですが
何故か?声楽のお2人は、靴だけ本番仕様・・・
会場や曲目によっても感じが違うそうで
「安定感や力の入り具合も確認したいので、リハーサルでも靴は必ず本番用ですよ。」との事。
なるほど・・・・。
こういう細かな配慮をされているのですね。
正午頃になると、続々とお客様がお見えになります。
前日から急に気温が下がり、お天気ながらも冷たい風が吹く日でしたが
会場内は50名ほどのお客様がお越しになられていました。
司会の波戸岡さんもピアニストなのだとか。
奈良市から来られたという女性の方は「だいたい毎回来ています。
クラシックコンサートは高価なイメージがあるが、無料なのも魅力のひとつ」と
すっかりプチ・コンサートファンのご様子。
吹き抜けのアトリウムロビーでのコンサートは、会場内に音が響き渡ります。
お客様との距離の近さも、このコンサートの魅力のひとつ。
曲が終わるたび、大きな拍手が送られていました。
素敵な会場と温かなお客様に、3人も笑顔です。
ラストに、NHK東日本大震災プロジェクトのテーマソング『花は咲く』を
披露された際は、涙ぐんでおられるお客様もいらっしゃいました。
「秋に来て以来すっかり魅了され、以降欠かさず来ています」とお話してくださった女性と
「今回、2度目」の息子さんは、木津川市相楽から免許取りたての息子さんの運転で来られたのだとか。
「僕も合唱をやっていましたが、音楽家の卵さんとは思えないほどレベルが高くビックリしています」と息子さん。
お客さんも出演者さんも、みんなが笑顔になる心温まるコンサートでした。
けいはんなプラザ アトリウムロビーで開催されるプチ・コンサートは、
年に数回「プチコンスペシャル」として京都市交響楽団などプロの方をお招きしたり
「出張プチ・コンサート」として年5回、精華町・木津川市・京田辺市内の各会場で開催をされています。
水曜日の午後、優雅でくつろいだ時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
事前申し込み等も不要ですので、是非一度足を運んでみてください。
ちなみにプチ・コンサート開催日は、駐車場も1時間無料ですよ。
どうぞ本年もKCN京都とKCN京都通信をよろしくお願いいたします。
KCN京都通信担当の2人からも新年のご挨拶を申し上げます。
(イラストはイメージです。)
■けいはんなプラザ プチ・コンサート
■けいはんなプラザへのアクセス
■精華くるりんバスのホームページ
カテゴリ:精華町
- 前の記事「きまぐれあっこのアジアごはん③」
- 次の記事「きまぐれあっこの歴史巡り①」