KCN京都通信

ツアー・オブ・ジャパン2019京都ステージ

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今年も国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」(以下:TOJ)が開催されました!
私は去年まで営業部で外回りが多かったのでTOJを観戦するのは今回が初めてなんです。

先ずは、TOJについてご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので少し説明させて頂きます。
1982年 『国際サイクルロードレース』という名称でレースが開催されました。
1996年 UCI(国際自転車競技連合)よりステージレースとして公認されたことで、名称を『ツアー・オブ・ジャパン』に変更。
2013年 レースカテゴリーが昇格し、アジア最高クラスの国際レースとなりました。

レースは8日間で8ステージが繰り広げられます。
ステージは堺→京都→いなべ→美濃→南信州→富士山→伊豆→東京の順に展開。
京都の走行距離は105.0㎞で、全てのステージを合わせると767.6km
高速道路を京都から熊本辺りまで走っている距離に相当します。凄いです!(@_@)

ちなみに、TOJでは積極的に地域貢献を行っております。
 1.子どもたちの自発的な行動を育てる交通教育機会の充実
 2.トップアスリートとの交流とスポーツに憧れを持てる体験
 3.レース観戦を楽しめる文化として発展する
 4.自転車に乗ることを純粋に楽しむ
先日も今回のレースに参戦した「マトリックスパワータグ」の選手の皆さんに教えて頂ける自転車教室の様子を「Myけいはんな」の番組でも取り上げさせて頂きました。プロの方々の指導は勿論ですが、実際にTOJのコースを一緒に走る貴重な体験も出来るので子供も大人も楽しめるイベントでした。また、選手の方々を身近に感じる事でレースの応援にも熱が入ります。

続いて、京都ステージのコースをご案内します。
京都ステージは、京田辺市と精華町を疾走します。特に精華町内は急な坂が続いたり、道幅の狭いルートを挟んだり、直角カーブも多い為、難しいコースだろうと思いますが、あくまで素人意見です。(^^ゞ

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では、当日の状況です。
午前8時 セレモニーランのスタート地点でもある京田辺市「普賢寺ふれあいの駅」に行ってきました。
天気は雨との予報でしたが、太陽が出るくらい位の天候に。このまま降らないことを願います。

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レースを直前に控える選手達やレースに使う自転車などを近くで見る事が出来ます。観客や選手や関係者でごった返しています。(^_^.)

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会場付近に設置された臨時の自転車置き場を見ると思いやりを感じます。
※ロードサイクルはスタンドが付いていないので自転車置き場が必要です。

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参加選手達が続々と出走ボードにサインしていきます。

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全員分のサイン(^_^)

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午前9時 レースが始まる前に「セレモニーラン」があります。一般の方がプロの選手と一緒に走れるという事で、ファンには嬉しいサービスです。また、同志社大学の中を走るコースになっていて校舎の間を走り抜けるという貴重な体験も出来ます。これは参加してみたいと思いました。(^ ^)

セレモニーランの前に選手が集まり始めます。

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「マトリックスパワータグ」の皆さんも頑張っていただきたい!

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全員揃うと壮観です。

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セレモニーランも終え、いよいよレースが始まります。
いざ、スタート!なんですが…ニュートラルゾーンと言って、まだ実質のスタートではありません。もう少し先でやっとスタートとなります。

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普賢寺小学校の前には大きなモニターで観戦出来る様になっております。
普賢寺周辺がこんなに大勢で賑わっているところは初めて見ました。しっかり地域貢献できています!

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さぁ、ここから次のポイントに移動します。
けいはんなプラザまで戻り、精華町の東畑にある鳥谷池を目指します。

会社の駐車場に車を入れる際に選手の通過を待ちます。折角なので応援。

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コース周辺はたくさんの観客で賑わっています。

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コースの付近には出店もちらほら見えました。

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レースの状況を把握しようと思っても、目の前を一瞬で走り去って行くので状況は分かりにくいです。チームカラーでなんとなく分かる感じです。

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目の前を走る迫力が凄いです。

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さすがに徒歩で鳥谷池まで歩くと疲れました。(>_<)
でも、坂を上る選手との距離の近さには興奮します。

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さて、今度はゴール地点まで移動です。
下りは専用の歩道を使いましたが、自然が凄い…。(^_^.)

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沿道の東畑集会所では、中継を観れるようにモニターを設置してありました。みんなで応援出来る様にもなっていて有難いです。

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さて、ゴールまで戻って来れました。
既に大勢の観客でごった返しています。

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ゴール前で選手を待ちます。
先に上がってきた選手は…。
3人の姿が見えます。
結果はすぐに分かりませんでしたが、以下の順位でした。

1位 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)2時間41分25秒
2位 入部正太郎(シマノレーシングチーム)+0秒
3位 フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)+2秒

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1位のトゥーベイ選手は、
グリーンジャージ(個人総合時間賞)
ブルージャージ(個人総合ポイント賞)
ホワイトジャージ(個人総合新人賞)
を独り占め!トゥーベイ凄い!(@_@;)
レッドジャージ(個人総合山岳賞)こそありませんでしたが、ほぼ独壇場でした。

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「マトリックスパワータグ」の皆さんもお疲れ様でした。
2日目なので、まだまだこれからですが、応援していきたいと思います。
地域の方々やボランティアの方々も本当にお疲れ様でした。

今回取材したことでTOJの楽しさも分かりましたので、今後も是非応援していきたいと思います!
次回はスマホで中継を見て状況を把握しながら応援したいと思います。(^_^)/
来年のレースも今から楽しみです!


レースの詳細は「TOJ公式ホームページ」にてご確認ください。
http://www.toj.co.jp/2019/