投稿日：2015年05月01日

「精華くるりんバス」の旅　第12回

お出掛けに絶好の季節となりました。
今回も “「精華くるりんバス」の旅”に出掛けてきました。

下車したのは南ルートの「アピタ・コーナン前」。

今回は、「けいはんな記念公園水景園」にて開催される
イベントをご紹介します。

「水景園」は以前もご紹介をさせていただきましたが
5月も素敵なイベントが開催されます。
5月23日（土）～6月14日（日）の19時～21時半まで
『水景園のホタル鑑賞会』が開催されます。

私が取材をさせていただいた4月末は、ホタル鑑賞会はまだ開催されていませんので
けいはんな記念公園管理事務所の和田主任に色々とお話しを聞かせていただきました。

このホタル鑑賞会、2008年から水景園内で開催して今年で7年目になるそうですが
その前の2年間は、ホタルの自生に取り組む「学研精華ホタルの会」と共に
水景園入口前の小川で放流活動を行っておられたそうです。

現在ホタル鑑賞会は、園内のもみじ谷付近で行われています。

水景園の通常開園時間は17時までですので
ホタル観賞会開催期間中、水景園は一旦、17時に閉館。
観賞会開始の19時から改めて開園されます。
（開園時間は21時半まで。受付は21時終了）

ホタル鑑賞会開催期間中は、園内でいろいろな催しが行われます。
毎月曜日には『ホタルのミニ講座』を実施。
公園スタッフさんが、ホタルについてわかりやすくお話しをしてくださるそうです。
ところで皆さん、ホタルってどうして光るか？ご存知ですか？

知りたいですよねぇ～
気になる方は、是非『ホタルのミニ講座』にご参加を！

金・土・日はホタルカフェ「ながたん」もオープン！
この「ながたん」なる不思議な店名。実は水景園にある大きな池「永谷池」は

昔から地元の方に「ながたん」と呼ばれ
たくさんのホタルが見られたのだとか。

ご紹介いただいた催しの中で私が一番気になったのは
ギャラリー月の庭で開催される『思い出ホタル展』。
「思い出ホタルコーナー」などの展示とともに毎日実施されるのが
「ホタルに変身コーナー」！！
ホタルの羽根、ホタルヘルメット、そしておしりに光るモノを付けて
ホタルに変身出来ちゃうんですって！

ね？楽しそうですよね！

5月29日(金)・6月5日(金)・6/12(金)の19時15分～は観月楼デッキにて
「ホタルコンサート」を開催。“音楽でホタルの光を誘いましょう”と
ホタルが光るまでのひととき、笛の音色をお楽しみいただけます。

また、5月28日(木)・6月4日(木)・6月11日(木)の19時半～は『ホタルの夕べ』を実施。
定員30名の完全予約制。（料金：2500円/人。予約・キャンセルは3日前まで）
参加者はホタル籠に入ったホタルを、ご自身でお庭に放す事が出来るそうです。

仕出し板前料理「いそじ」のお弁当つきです。
ゆっくりと日本庭園を舞う贅沢なホタル鑑賞を楽しまれたい方は、是非ご予約を。

ホタル鑑賞会開催時、安全を考慮し芽ぶきの森エリアは封鎖されます。
その他のエリアは自由に散策する事が可能だそうですが
金・土・日曜は、ホタル鑑賞会が実施される紅葉谷へは一方通行となります。
ちなみに土曜日は毎年たくさんの方が来園され、入場制限をされる事もあるのだとか。
ホタルの光は一斉に光る時もあれば、タイミングによっては休憩中(笑)もあるそうで
「ホタルが発する光をゆっくりと楽しんでもらいたいので、ぜひ平日にお越しください」と和田さん。

「あと、ホタルエリアでの撮影や携帯（スマホ）の使用、お子様の光る靴など、
光を発する物の使用は禁止させていただいています」との事。
ご協力をお願いします。

今からの季節は19時でも充分明るいですので、園内に咲いているお花も楽しめますよ。

庭園散策とともに、日本庭園を舞う幻想的なホタルの光を楽しんでください。

ちなみに「ホタル鑑賞会」にお越しの際は、くるりんバスでなくお車でお願いします。
（夜間のバス運行は、ございません）

【おまけ】
現在、水景園の芽ぶきの森エリアには、やぎがいます。

このやぎ、精華町内に“やぎで除草作業”をする為ヤギの貸し出し事業をされている企業があり
普段は水景園の除草作業のお仕事をし、貸し出しの依頼があればお仕事に出掛けるのだとか。
ホタル鑑賞会開催時は、芽ぶきの森エリアは閉鎖をしているためご覧いただけませんが
この子たちに会いに、お昼の水景園にも行ってみてください。