投稿日:2016年05月02日
ぷらっと美術館へ行こう!「ピカソ、天才の秘密」
今回の「ぷらっと 美術館へ行こう!」は、誰もが知っていると言っても過言ではない画家の
根幹に迫る展覧会、
『ピカソ、天才の秘密』(あべのハルカス美術館で開催中)をご紹介いたします。
やはり大きいですねぇ~
あべのハルカス美術館(16階)へは、シャトルエレベーターが便利です。
ピカソの命日、4月8日(金)に行われた内覧会に行ってきました。
どなたもがご存知のピカソ。
さて、みなさんはピカソに関してどんな印象をお持ちでしょうか。
『あぁ、何を書いているのかわからない、不思議な絵を描く画家でしょ?』
なんて思われている方もいらっしゃいますよね。
その一方で「天才」の呼び名が最も似合う画家でもあります。
今回の展覧会は、ピカソの少年時代からキュビスムとその後に至る前半生を
順を追って紹介し、その「天才」たるゆえんの秘密に迫ります。
会場に入ると、細く長い市松模様の廊下が続きます。
まさに、秘密の扉へいざなわれるような演出。ワクワク感が高まります!
その廊下の先に展示されていたのは・・・
「裸婦」(1909-1910)
まさにキュビスム。
会場は、「少年時代」「青の時代」「バラ色の時代」「キュビスムとその後」
の4章で構成されています。
「少年時代」の会場は、ピカソの生家をプリントしたタペストリーがお出迎え。
10代に描いたとは思えない作品達に、ただただ感動。すでに天才ムード満載です。
ロートレックやゴッホの影響が感じられる作品もありました。
「青の時代」では、こちらの作品がお出迎えです。
「鼻眼鏡をかけたサバルテスの肖像」(1901)
絵をご覧いただくと楕円形の傷がついているのがわかりますよね。
これは、この絵と向い合せに配置されているモノクロ写真、
バルセロナにあるカフェ〈四匹の猫〉に、
飾られていた時、入れられていた楕円形の額の跡なのだとか。
若い芸術家のたまり場になっていた〈四匹の猫〉は、ピカソも足繁く通ったそうです。
会場はその後、
パリに移り住み、美しい恋人も出来た「バラ色の時代」から
美術界を震撼させる新しい作風を誕生させた「キュビスムとその後」へと
展開していきますが、数々の作品は、是非会場でご覧ください。
会場のあちこちにある「秘密を解くカギ」も要チェックです!
国内外の名だたる美術館や所蔵家の協力を得て実現した本展覧会。
世界中のピカソに逢える機会をお見逃しなく!
★今回も見せます!オリジナルグッズをご紹介★
ピカソといえばバスクシャツ(私の勝手なイメージ)
(これはグリーティングカード。コレもなかなか可愛いですが、おススメはコレではありません)
じゃん!
バスクシャツをモチーフにした『金太郎飴』。 ミルク味!!
(やっぱり食いしん坊は、またもや食べ物に心奪われてしまいました)
フラメンコギターをモチーフにしたオレンジ味とセットです!ご賞味あれ!!
そして、私のもうひとつの「おススメ」は・・・
美術館のあるフロアからエスカレーターでひとつ上の17階へ。
ぐるりとガラス張りになっているので明るい店内。
地上85mの絶景が眺められるカフェです。
おすすめメニューは『あべのべあカプチーノ』。
ココアパウダーで描かれた「ハルカス300(展望台)」のキャラクター「あべのべあ」は、
一見の価値ありですよ!
お出掛けの際は、ケーブルガイド誌に掲載の
※本内容掲載の画像は、取材記者として許可をしていただき、撮影・掲載をしております。
展覧会場内は作品保護・所蔵者権利保護のため、写真撮影はご遠慮ください。
■「ピカソ、天才の秘密」ホームページ
カテゴリ:催し案内