KCN京都通信

ぷらっと美術館へ行こう!「ピカソ、天才の秘密」

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今回の「ぷらっと 美術館へ行こう!」は、誰もが知っていると言っても過言ではない画家の
根幹に迫る展覧会、
『ピカソ、天才の秘密』(あべのハルカス美術館で開催中)をご紹介いたします。
picasso-1.jpg やはり大きいですねぇ~
あべのハルカス美術館(16階)へは、シャトルエレベーターが便利です。
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ピカソの命日、4月8日(金)に行われた内覧会に行ってきました。
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どなたもがご存知のピカソ。
さて、みなさんはピカソに関してどんな印象をお持ちでしょうか。
『あぁ、何を書いているのかわからない、不思議な絵を描く画家でしょ?』
なんて思われている方もいらっしゃいますよね。
その一方で「天才」の呼び名が最も似合う画家でもあります。

今回の展覧会は、ピカソの少年時代からキュビスムとその後に至る前半生を
順を追って紹介し、その「天才」たるゆえんの秘密に迫ります。

会場に入ると、細く長い市松模様の廊下が続きます。
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まさに、秘密の扉へいざなわれるような演出。ワクワク感が高まります!
その廊下の先に展示されていたのは・・・
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「裸婦」(1909-1910)
まさにキュビスム。

会場は、「少年時代」「青の時代」「バラ色の時代」「キュビスムとその後」
の4章で構成されています。

「少年時代」の会場は、ピカソの生家をプリントしたタペストリーがお出迎え。
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10代に描いたとは思えない作品達に、ただただ感動。すでに天才ムード満載です。
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ロートレックやゴッホの影響が感じられる作品もありました。

「青の時代」では、こちらの作品がお出迎えです。
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「鼻眼鏡をかけたサバルテスの肖像」(1901)

絵をご覧いただくと楕円形の傷がついているのがわかりますよね。
これは、この絵と向い合せに配置されているモノクロ写真、
picasso-13.jpg バルセロナにあるカフェ〈四匹の猫〉に、
飾られていた時、入れられていた楕円形の額の跡なのだとか。
若い芸術家のたまり場になっていた〈四匹の猫〉は、ピカソも足繁く通ったそうです。

会場はその後、
パリに移り住み、美しい恋人も出来た「バラ色の時代」から
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美術界を震撼させる新しい作風を誕生させた「キュビスムとその後」へと
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展開していきますが、数々の作品は、是非会場でご覧ください。

会場のあちこちにある「秘密を解くカギ」も要チェックです!
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国内外の名だたる美術館や所蔵家の協力を得て実現した本展覧会。
世界中のピカソに逢える機会をお見逃しなく!

★今回も見せます!オリジナルグッズをご紹介★
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ピカソといえばバスクシャツ(私の勝手なイメージ)
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(これはグリーティングカード。コレもなかなか可愛いですが、おススメはコレではありません)

じゃん!
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バスクシャツをモチーフにした『金太郎飴』。 ミルク味!!
(やっぱり食いしん坊は、またもや食べ物に心奪われてしまいました)
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フラメンコギターをモチーフにしたオレンジ味とセットです!ご賞味あれ!!

そして、私のもうひとつの「おススメ」は・・・
美術館のあるフロアからエスカレーターでひとつ上の17階へ。
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ぐるりとガラス張りになっているので明るい店内。
地上85mの絶景が眺められるカフェです。
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おすすめメニューは『あべのべあカプチーノ』
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ココアパウダーで描かれた「ハルカス300(展望台)」のキャラクター「あべのべあ」は、
一見の価値ありですよ!

お出掛けの際は、ケーブルガイド誌に掲載の
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※本内容掲載の画像は、取材記者として許可をしていただき、撮影・掲載をしております。
展覧会場内は作品保護・所蔵者権利保護のため、写真撮影はご遠慮ください。


■「ピカソ、天才の秘密」ホームページ